StartUpWeekend とは
私が会社を立ち上げるきっかけになったStartUpWeekendについてご紹介しようと思います。
■StartUpWeekendってなに?
Weekendというワードからも想像できる通り、「起業の最初の3日間を週末に体験してみよう!」というイベントです。 ですが、出たら起業しなきゃいけないだとか、起業したい人しか行っちゃダメだとかそういった雰囲気は全くなく、 「何かをつくってみたい人たちが集まってサービスを作ってみるイベント」 です。
■3日間でなにをするの?
StartUpWeekendは、金曜日の夜・土曜日・日曜日に行われます。
私が参加したStartUpWeekendTsukubaのスケジュールは、このようなものでした。
★1日目
初日のメインイベントは「1分間ピッチ」です。
1分間ピッチでは、自分が温めていたものを発表する方もいれば、全く考えていなかったけれどもその場のノリで発表される方もいます。
ピッチ前は「大したことないアイディアかもしれない、、どうしよう。。。」と皆さん緊張されますが、Google創業者のラリー・ペイジ氏も言っているように「アイデアには何も価値がない。実行することが大切。」なので、自分の熱意をぶつけることに集中してみるといいと思います。
(1分間ピッチの様子)
★2日目
2日目は基本的に作業をしています。しかし、ただひたすら自分たちだけで作業をしていると見えない部分が出てくるので、コーチングが入ります。
コーチングはすでに社会で活躍されている方をお招きして、サービスのアドバイスをいただくものです。3日間のゴールは、最終日のプレゼンですが、コーチングの時までに見せれるような形にしておくというのを中間的な目標にしておくといいと思います。
(ワークで用いたホワイトボード)
★3日目
最終日のメインイベントは言うまでもなく、「プレゼンテーション」です。プレゼンテーションは夕方にあるので、半日以上は最後の追い込みに使うことができます。
プレゼンテーションは前日のコーチングとは別の社会で活躍されている起業家の方をお招きし、審査していただきます。
プレゼンテーションは、「発表+質疑応答」で構成されていて、質疑応答用にスライドに書いていない「つつかれそうな場所」の答えを用意しておくと、ボロボロにならずに済みます(笑)
ただ、「つつかれそうな場所」と言っても、意地悪な質問をされるのではなく、基本的なところがちゃんと詰められているか、明確になっているかを質問されるだけなので、そこまで身構えなくても大丈夫です。
(最終日の集合写真)
■StartUpWeekendの魅力
1. ルールがないのがルール
StartUpWeekendにはルールが1つだけあって、「ルールがないこと」です(笑)
ルールがないと言われるとどこまでルールがないのかわかりませんが、どこにもありません。
例えば、私は2日目の午前中は高校に行って、午後から参加しました。また、会場を離れて街頭調査もしました。
ルールや縛りがないので、何にも縛られずに自由な発想やアクションをできるのが魅力の1つです。
2. No Talk, All Action
とにかく行動することがStartUpWeekendでは称賛されます。なので、もし運営の人に「〜〜と考えているんですけど、〜〜したほうがいいですかね?」と質問をしても、「やってみればいいじゃん。」としか返ってこないでしょう(笑)
考えるのはアクションした後にして、できることは全てやってみましょう!
3. 年齢・経歴は一切関係ない
私が参加した当時は高校3年生(17)でしたが、70代の方もいらっしゃいました。ですが、学生だから甘く見られることも、経歴があるから贔屓目に見られることもなく、正当に評価されます。
特に学生ですと、自分と年の離れた方と何かをするのは珍しいですし、そこで正当に年齢を考慮せず評価をされる機会もなかなかないので、本気で自分と勝負できる機会になると思います。
■最後に
当時、校則や若者はこうあるべきみたいなプレッシャーを強く意識して生活していた私にとって、「まず行動すること」や「ルールがないこと」は信じられないくらい斬新でした。考えることも大切ですが、それ以上に行動することが大切だよというのを示してくれるイベントです。
なので、StartUpWeekendというイベントをした時に参加しようか考えちゃうような人ほど是非参加してみてください!
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